ヘルプ・使い方ガイド

最終更新:2026年8月22日

1. まず3分で試す(サンプルデータ)

実データがなくても、サンプルデータで全機能を体験できます。あとから実データに差し替え可能です。

  1. 「データ取込み」画面を開く
    左サイドバーの「データ取込み」から「サンプルを生成」ボタンを押します。スポーツ用品ショップを想定した10商品×8週間分のデータが作成されます。
  2. ダッシュボードを見る
    売上と目標・⚠️改善アラート・「今日やること」・KPI評価マトリクスが表示されます。右上で週次・月次・年次を切り替えられます(使い分けはこちら)。
  3. GAP分析を試す
    ショップ全体 → ジャンル → 商品の3ステップで、どこに課題があるかを絞り込めます。

2. 基本の考え方(KGIとKPI)

ウレシルは「数字を眺める」ためではなく「次に何をすべきか決める」ためのツールです。売上目標(KGI)を3つのKPIに分解して考えます。

売上(KGI)= アクセス × 転換率(CVR) × 客単価

売上が目標に届かないとき、この3要素のどれが弱いのかを特定すれば、打ち手が決まります。

分析は「ショップ全体 → ジャンル別 → 商品別」の順に大きい単位から絞り込みます。GAP分析画面はこの順序に沿って作られています。

3. 実データでの初期セットアップ

  1. 楽天RMSからCSVを2種類ダウンロード
    「RPP広告レポート(週次)」と「商品分析レポート(月次)」。入手方法は次のセクションを参照。
  2. 「データ取込み」画面でドラッグ&ドロップ
    RMSのCSVはそのままでOK。列名の変更・ヘッダー削除は不要で、文字コードも自動判別されます。
  3. 「商品マスタ・原価」で原価を入力
    商品ごとの売上原価を入れると、利益(Rev)・ROI・Limit CPOが正しく計算されます。未入力でも売上系KPIは見られます。
  4. 「目標設定」でKGIと目標値を設定
    月次売上目標・アクセス/CVR/客単価の目標・経費率(既定15%)を設定すると、達成率とGAPが表示されます。年間の売上予算を入れておくと、各月に必要な数字を自動で逆算します(目標の設定はこちら)。
週次データは毎週、月次データは毎月取り込むと、トレンドや前週比・前月比が自動で更新されます。

4. 楽天RMSからのCSV入手方法

① RPP広告レポート(週次)

広告費・ROAS・CPOなど広告KPIの元データです。

  1. RMS →「広告・アフィリエイト」→ RPP を開く
  2. レポートダウンロードを選択
  3. 対象期間(週/月)を指定してCSVを書き出す
  4. ウレシルの「データ取込み」画面の枠にドラッグ&ドロップ

② 商品分析レポート(月次)

アクセス・CVR・在庫など商品別実績の元データです。

  1. RMS →「データ分析」→ 商品分析 を開く
  2. 対象月を指定してCSVダウンロード
  3. ファイルはそのままでOK(先頭のヘッダー行は自動スキップ)
  4. 「データ取込み」画面の枠にドラッグ&ドロップ
CSVは編集せず、RMSからダウンロードしたままのファイルを取り込んでください。手を加えると列の判別に失敗することがあります。取込みに失敗した場合のエラーメッセージには原因(対象ファイルの種類・行数など)が表示されます。

5. 画面ガイド

画面できること
ダッシュボード起点画面。3層構成で、上から「売上と目標(達成率・着地見込み)と売上3分解」→「今日やること・改善アラート・KPI評価マトリクス・実施した施策のその後」→「利益と広告投資・詳細指標・グラフ」。週次・月次・年次を切り替えられます。
GAP分析ショップ全体 → ジャンル別 → 商品別の3ステップで課題を絞り込みます。KGIロジックツリーで売上を「アクセス × 転換率 × 客単価」に分解し、KPIを選ぶとジャンル・商品の見方が切り替わります。
商品別KPI商品ごとの売上・広告費・CV・CVR・ROAS・利益の一覧。CPOがLimit CPOを超えた商品には警告が表示される。
RPP広告実績取り込んだRPP広告データを週次・月次で閲覧。広告の診断パネルつき。
データ取込みRMSのCSVをドラッグ&ドロップで取込み。サンプルデータ生成、取込み済み期間の確認・削除もここから。
商品マスタ・原価商品タブ(売上原価・カテゴリ割当・削除)/アイテム別目標タブ/ベンチマークタブ/未確認の提案タブの4タブ構成。利益系KPI(Rev・ROI・Limit CPO)の計算に使われる原価もここで管理します。
カテゴリマスタジャンルの大・中・小分類を追加・改名・削除。商品への割当は「商品マスタ・原価」の商品タブから行います。
目標設定①KGI・KPI目標値(アクセス・CVR・客単価)・経費率を年月×指標の12ヶ月グリッドで一括編集 ②年間売上予算(月次へ自動按分し、必要な数字を逆算)③売上予算プラン・アクセス逆算(対象月の一気通貫の試算とギャップ逆算)。アイテム別目標は「商品マスタ・原価」画面へ移動しました。詳しくは7. 目標の設定
レポート出力集計済みKPIをCSVでダウンロード。経営者・マネージャーへの共有用。
請求・プランご契約状況の確認、お支払い方法の変更、解約のご連絡(お問い合わせフォーム経由)。
アカウント設定メールアドレス・パスワードの変更、退会。

6. 期間の使い分け(週次・月次・年次)

画面右上で週次・月次・年次を切り替えられます。3つは目的が違い、出せる情報も違います。

期間向いていること/注意点
週次RPP広告の動きを短い周期で追う。アクセスは「RPP広告のクリック数」で見ます。週次では目標との比較(達成率・目標線)を表示しません。目標は月単位・サイト全体アクセス基準で設定されているため、日割りにして週次の広告クリックと比べると意味のない数字になるためです。
月次いちばん情報量が多く、基本はこれ。アクセスは「サイト全体の訪問UU」で見ます。目標との比較、改善アラート、KPI評価マトリクス、今日やることはすべて月次が基準です。
年次年間の着地と、年間売上予算との突き合わせ。暦年(1〜12月)で集計します。年次では診断系(今日やること・改善アラート・評価マトリクス・施策のその後)を表示しません。1年分をまとめた数字から「今週やること」を導くと粗すぎるためで、不具合ではありません。診断は月次に切り替えてご覧ください。
アクセスの「軸」が期間で変わります。週次はRPP広告のクリック数、月次・年次はサイト全体の訪問UU。母数が違うので、同じ商品でもアクセス数とCVRの値は一致しません。画面の見出しに現在の軸をバッジで表示しているので、数字を比べるときはそこをご確認ください。商品分析レポート(月次)が未取込みの場合は、月次でもRPP広告クリック基準で表示されます。

7. 目標の設定

目標は「目標設定」画面(店舗全体)と「商品マスタ・原価」画面(商品ごと)の2つの画面に分かれています。粒度の違う目標を扱うため、まずは①目標設定で店舗全体の目標を設定し、必要に応じて②商品マスタでアイテム別目標を設定する順番をおすすめします。すべてを埋める必要はありません。まずはKGIだけでも達成率とGAPが見られるようになります。

① 目標マスタ(店舗全体・年月×指標のグリッド)

「目標設定」画面のグリッドで、月次の売上目標と、アクセス・CVR・客単価の目標値、経費率(既定15%)を年月ごとにまとめて編集します。対象の予算年度(12ヶ月分)が表になっており、セルを直接編集して「一括保存」できます。CSVでのダウンロード・アップロードにも対応しています。ここを入れると、ダッシュボードとGAP分析に達成率と目標線が表示されます。

② アイテム別目標(商品ごと・月別)

「商品マスタ・原価」画面のアイテム別目標タブで設定します。入力するのは「その商品の目標売上」だけで、残りは実績から自動で算出されます。

目標CVR = MIN(現状CVR, 前年CVR) / 目標客単価 = MIN(現状客単価, 前年客単価)

現状と前年の低いほうを採るのは、甘い目標を置かないためです。この2つが決まると「目標売上を達成するのに必要なアクセス数」が逆算されます。実績がまだ無い商品は推定値を提示するので、確認して承認してください(実績が入り次第、自動で確定公式の算出に切り替わります)。

商品数が多い場合は、検索・ジャンル・「未設定のみ」で絞り込んでからまとめて入力・一括保存できます。

③ 年間売上予算(年間 → 月次へ按分)

「目標設定」画面で年間の売上予算を入れると、過去実績の季節性(季節指数)で各月へ自動的に按分します。決算期に合わせて予算年度の起点月も選べます(既定は1月=暦年)。

按分した各月について、その売上に必要なアクセス数・目標CVR・目標客単価・想定の追加広告費を逆算して表示します(年間目標プランナー)。特定の月だけ金額を手で直したい場合は、その月のセルを編集すれば手動補正できます(手動で直した月があっても、他の月へは再配分しません。12ヶ月の合計と年間予算の差は画面に表示されます)。

按分の精度は取り込んだ実績の月数で変わります。24ヶ月以上あると精度「高」、12〜23ヶ月で「中」、12ヶ月未満は均等按分になります。画面に現在の精度を表示しています。

年間売上予算の下には、対象月の一気通貫の試算(売上予算プラン:予算→必要アクセス→現状→想定広告費)と、アクセス逆算(CVR・客単価を現状値で固定した場合の必要アクセス)も表示されます。広告費にいくらまでかけられるかを試算する「ギャップ逆算」もここから使えます(入力値は保存されません)。

8. KPI用語集

アプリ内の各指標の横にある「?」アイコンからも同じ説明を確認できます。

指標計算式/意味・目安
Rev(利益残)GP −(広告費 + 店舗運営経費)/実際の営業利益。マイナスは赤字。目標:プラス維持。
GP(売上総利益)RPP売上 − 売上原価/売上から原価を引いた粗利益。広告費・経費の原資。
GPR(粗利率)GP ÷ RPP売上 × 100/売上に占める粗利の割合。目標:40%以上。
ROIGP ÷ 広告費 × 100/広告費に対する利益の比率。100%以上で広告投資が黒字。目標:200%以上。
ROASRPP売上 ÷ 広告費 × 100/広告費1円あたり何円の売上を生んだか。目標:300%以上。
CPO広告費 ÷ 注文件数/1注文の獲得にかかった広告費。低いほど効率的。Limit CPO以下を維持。
Limit CPOGP ÷ 注文件数/CPOがこの値を超えると利益が出ない上限値。
CVR(転換率)注文件数 ÷ クリック数 × 100/クリックした人が購入に至った割合。商品ページの訴求力を示す。目標:1〜3%。
CTRクリック数 ÷ 広告表示回数 × 100/広告が表示された中でクリックされた割合。タイトル・画像の魅力を示す。目標:1%以上。
CPC広告費 ÷ クリック数/1クリックあたりのコスト。上昇トレンドは競合増加のサイン。
Av(客単価)RPP売上 ÷ 注文件数/1注文あたりの平均購入金額。セット販売・アップセルで改善。
Gross(RPP売上)集計期間内のRPP広告経由の売上合計。広告外の自然検索売上は含まない。
CVRについて:RPP広告の「クリック → 注文」のCVRと、商品分析の「訪問者(UU)→ 注文」のCVRは母数が異なるため、同じ商品でも数値が一致しません。ウレシルでは画面の見出しに現在の軸をバッジで表示しています。どちらの軸が使われるかは期間で決まります(週次=RPP広告クリック/月次・年次=サイト全体UU)。詳しくは6. 期間の使い分けをご覧ください。
なおアクセスの母数が少ない商品・期間は、CVRと客単価に「参考値」の印が付きます(週あたり100件相当を下回る場合)。数字が跳ねやすく、判断材料にすると誤るためです。

9. ⚠️改善アラートの見方

次の条件に当てはまると、ダッシュボードや商品一覧に⚠️が自動表示されます。アラートは画面上の表示で、メール等での通知は行っていません。対応する期間は週次・月次です(年次では表示しません)。

条件意味と主な打ち手
ROIが100%未満広告費が粗利を上回っている=広告が赤字。入札単価の見直しや対象商品の絞り込みを検討。
CPOがLimit CPO超過1注文の獲得コストが利益の上限を超えている。その商品の広告費配分を見直す。
CTRが1%未満広告が表示されてもクリックされていない。商品画像・タイトルの改善を検討。
CVRが低下傾向クリック後に買われていない。商品ページ・価格・レビューを確認。
CPCが上昇トレンドクリック単価が上がっている。競合の入札強化のサイン。費用対効果を再確認。

10. よくある質問

データを取り込んだのに数字が表示されません

画面右上の期間切替(週次/月次)と対象期間が、取り込んだデータの期間と合っているか確認してください。取込み済みの期間は「データ取込み」画面の下部で一覧できます。RPP広告データと商品分析データは対象範囲が異なるため、片方だけ取り込んだ場合は一部の指標のみ表示されます。

CSVの取込みでエラーになります

RMSからダウンロードしたままのファイルを、編集せずにそのまま取り込んでください。列名の変更・ヘッダー行の削除・Excelでの保存し直しは列の判別に失敗する原因になります。文字コードは自動判別されるので変換は不要です。

年次にすると「今日やること」やアラートが消えます

仕様です。1年分をまとめた数字から「今週やること」を導くと粗すぎるため、年次では診断系(今日やること・改善アラート・KPI評価マトリクス・実施した施策のその後)を表示していません。年次は年間の着地確認と、年間売上予算との突き合わせにお使いください。診断をご覧になりたいときは月次に切り替えてください。

週次にすると達成率や目標線が表示されません

仕様です。目標は月単位・サイト全体アクセス基準で設定されているのに対し、週次の実績はRPP広告のクリック基準です。基準の違う数字を日割りで比べても意味のある達成率にならないため、週次では目標比較を表示していません。「目標が未設定」という意味ではありません。達成率は月次でご確認ください。

同じ商品なのに、画面によってアクセス数やCVRが違います

アクセスには母数の違う2つの軸があるためです。週次はRPP広告のクリック数、月次・年次はサイト全体の訪問UUを使っています。CVRもそれぞれ「クリック→注文」「訪問→注文」で母数が変わるため、値は一致しません。どちらの軸で表示しているかは画面の見出しのバッジでご確認いただけます。詳しくは6. 期間の使い分けを参照してください。

アイテム別目標は、目標売上だけ入れれば良いのですか

はい。「商品マスタ・原価」画面のアイテム別目標タブで設定します。目標CVR・目標客単価・必要アクセス数は実績から自動算出されます(現状と前年の低いほうを採用)。実績がまだ無い商品は推定値を提示するので、確認して承認してください。実績が入り次第、自動的に確定公式での算出へ切り替わります。商品数が多い場合は絞り込んでから一括保存できます。

週次と月次で数字が少し違います

週をまたぐ期間(月末月初)の週次データは開始日の月に集計されるため、月次の正確な値とはわずかな差が出ることがあります。正確な月次値は商品分析レポート(月次)の取込みで確認してください。

利益(Rev)やROIが表示されません

利益系の指標は売上原価の入力が必要です。「商品マスタ・原価」画面で商品ごとの原価を設定してください。

サンプルデータを消して実データに切り替えたい

「データ取込み」画面の取込み済みデータ一覧から、期間単位で削除できます。削除後に実データのCSVを取り込んでください。

間違ったファイルを取り込んでしまいました

「データ取込み」画面の取込み済み一覧で、該当する週・月の「×」を押すとその期間だけ削除できます。同じ期間を再取込みする際は「上書き」も選べます。

最初のガイド(オンボーディング)をもう一度見たい

左サイドバー下部の「使い方ガイド」からいつでも再表示できます。

解約したい

「請求・プラン」画面の「解約をご希望の場合」から「解約について問い合わせる」を押し、フォームからご連絡ください。ご連絡いただいてから2〜3営業日以内に手続きを完了し、次回以降の請求を停止します。手続き完了までの間も、現在の請求期間の終了日まで引き続きご利用いただけます。無料トライアル期間中の解約は即時・無条件で完了し、料金は一切発生しません。詳細は利用規約をご確認ください。

11. お問い合わせ

不具合の報告・機能のご要望は、アプリ内の左サイドバー「不具合・要望を送る」からお送りいただけます。その他のお問い合わせは下記までご連絡ください。

メールアドレス:[email protected]